[39] 英文契約で権利・義務を表す助動詞

英文契約で権利(~することができる)を表す助動詞は「may」です。「can」は権利ではなく能力を表しますので、契約書ではほぼ使われません。mayの否定語(~することはできない=権利が無い)は、「may not」となります。

他方、義務(~しなければならない)では「shall」が使われることが多いですが「will」でも良いです。ただし同じ契約書の中で「shall」と「will」が混在して使われるときは「shall」が義務、「will」はニュアンスが弱く通常のwill(意思)のようになりますので注意が必要です。

 

コメントを残す

メールアドレスが公開されることはありません。 が付いている欄は必須項目です